不安なんて一生なくならないよ。

不安なんて一生ついてまわるよ。

会社を早期退職してフリーランスになってよく言われるのが、

「おまえ勇気あるね！」

「将来不安じゃない？」

「安定した生活送れるの？」

・・・というお決まりの文句。

それに対していつもこう答える

不安に決まってんじゃん！！

仕事があっても無くっても、

とりあえず会社に行ってれば毎月決まったお給料が自動的に銀行口座に振り込まれる

・・・という、

会社員ならではのとてもありがたいシステムの恩恵をうけてるわけではないので、

仕事がなくなればその瞬間から

飯は食えなくなる。

だからフリーランスなんて、いつ野垂れ死んたっておかしくない生き方です。 

だけど、

会社員だったら将来にたいしての不安がないかというとどうでしょうか？

「このままこんなことやって人生終るのか・・・」

とか

「年金ってちゃんともらえるのかな？」

とか

「この会社って年金受給年齢まで働けんのかな？」

とか

 「リストラの対象になったらどうしよう・・・」

とか

「ケガして仕事できなくなったらやっぱ解雇されるよね？」

とか

「あれ？ボーナス減ってる・・・」

とか

「あれ？後輩が上司になっちゃった・・・」

とか

「上司に嫌われるとグループ会社に飛ばされる？」

とか

「このクソ上司のいうことに一生従って生きていくのか・・・」

とか

こんなこと考えたことありません？

わたしはそんなことばっか考えてました。

毎日考えてました。

フリーランスになったらなったの不安。

会社員なら会社員ならではの不安。

どこに居たって、何やったって、

不安の種類が違うだけで、

将来の不安なんか一生ついてまわるんだよ

そう考えたときに、

給料はもらえるけど毎日を嫌々生きながら不安と付き合って生きるのと、

好きな仕事を夢中になってやりながら不安と付き合って生きるのと、

どっちがイイかってだけの話。

それでも不安を解消したいなら

まあ、

だからってすぐすぐ会社辞めちゃえ！っていうことではなくって、

自分の身に何かあったときすぐにでも方向転換ができて、

会社に頼らずに飯が食える準備を整えておくのは、

とても重要なことなんじゃないかということです。

今あなたって、

その会社にとっては必要な人かもしれないけれど、

その会社がなくなったとき、

あなたって人間は自分の将来を救うことができるほどの優れモノでしょうか？

もしかしたら、

「会社のネームバリューがあるからあなたを相手にしてくれてるんじゃない？」

「役職があるからあなたを相手にしてくれてるんじゃない？」

そんな土俵があるからあなたを相手にしてくれてるんだとしたら、

その土俵なくなったらどうなる？

今の時代、

呑気に胡坐かいてるあいだに会社の1つや2つカンタンに消えちぇう時代ですからね。

とくに会社の古い慣習が抜けきれない我々昭和の人間ってのは、

そういう危機に鈍感になっているとおもいますね。

だからどうかなっちゃう前に、

会社に頼らずに飯が食える準備

を整えておくことってのが、

不安を解消する賢い行動の1つだと思っています。

そんな思いから、

わたしは会社勤めをしながら自分で稼げるスキルを陰でもくもくと磨いていたのです。

「年金もらえなくてもなんとかなる。」

「会社つぶれてもなんとかなる。」

「再就職先が見つからなくてもなんとかなる。」

・・・そんな頼れる人間になりたかったから。

でもフリーランスになった今は、

会社員当時とは種類の違う不安と楽しくお付き合いさせていただいております。

だって一生付いてまわるものだからね・・・（ウザいけど）。